2015年11月21日(土)付

黒部ダムの年間入り込み数 5年ぶり100万人達成

 関西電力が黒部ダム―扇沢駅間で運行するトロリーバスの年間利用者数が20日、5年ぶりに100万人の大台に達した。関西電力黒四管理事務所運輸課や大町市観光関係者によると「外国人旅行者の好調にあわせ、いずれの大型連休も天候に恵まれた。国内企業の社員旅行も目立ってきた」などと要因を分析し大台回復を喜んだ。
ヘリによる遭難救助 県警と遭対協が合同訓練

 県警察本部山岳遭難救助隊と県山岳遭難防止対策協会は20日、ヘリコプターを使った遭難救助訓練を大町市常盤の観音橋ヘリポートで行った。官民それぞれの救助隊員らが、要救助者をヘリに収容する実践的な訓練を通じて、技術の向上や連携の強化を図った。
美麻小中学校 タブレットでの授業初公開

 大町市の美麻小中学校で20日、市内初のICT授業公開が行われた。タブレット端末や電子黒板などの機器を活用した授業の様子を、市内の教職員ら35人が参観した。
復興の願い込め 白馬トレイルラン 村に寄付金

 神城断層地震から1年を前に、白馬村を会場に9月に開いた「第5回白馬国際トレイルラン」の実行委員会は20日、チャリティーエントリーとオークションで集まった寄付金を、復興の一助にとの願いを込めて村に贈った。
一流スキー選手に学ぶ 大町北小5年生「夢の教室」

 大町市立大町北小学校で16日、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」が開かれた。オリンピッククロスカントリースキー選手の恩田裕一さんを「夢先生」として講師に迎え、開講した。
 市教委が市内の小学5年の児童を中心に各小学校で実施する事業。ことしで3年目。
子どもたちとイワナ放流 大町の傳刀組と北陽建設 砂防工事の大切さ伝える

 大町市平の籠川・鹿島川・日向山で砂防工事をする市内の建設会社・傳刀組と北陽建設はこのほど、鹿島川要橋付近でイワナを放流した。子どもたちに災害を防ぐ砂防工事の大切さを伝え、現場での環境保護への取り組みを紹介した。
 地元から招いた親子連れ約30人が参加。上流部と合わせて北安中部漁協が養殖したイワナ300`を放流。「元気に大きくなって」という子どもの願いを受けて、イワナは元気に渓流へ泳いで行った。
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