2015年11月8日(日)付

ほおずきシロップ県知事賞 信州の味コンクール 白馬サンサン会加工の部
 県と農村女性ネットワークながのが主催した第25回信州の味コンクールで、白馬村の白馬サンサン会(平瀬久美子代表)のほおずきのシロップ漬け「白馬のごちそう ほおずき」が、商品加工の部(菓子以外)で最優秀の県知事賞に輝いた。
 有機無農薬で作れる白馬の気候に合ったフルーティなほおずきをシロップに漬け込んだ商品。熱をかけすぎず、ほおずきのオレンジ色の丸い実や食感を生かしたまま上品な味に仕上げた。
 現段階では希少生産のため、今後はさらに味の向上や生産体制を確立し、ネットや道の駅で購入できるようにしたいという。
災害弱者の救援重点に 小谷村中土避難訓練地震教訓に

 神城断層地震で被災した小谷村中土地区でこのほど、中土観光交流センターやまつばきを会場に自主防災訓練が行われた。地域住民や地区外の避難住宅に暮らす被災者ら100人が参加。昨年の地震災害の教訓を生かした実践的訓練で、地域住民の防災力と危機管理能力を高めた。
リサイクルバザーにぎわう 白馬村の「タンテの会」

 白馬村の女性有志でつくる「タンテの会」はこのほど、同村役場多目的ホールで恒例の「リサイクルバザー」を開いた。
 ごみ減量や物を大切に使う取り組みとして、家庭で不要になった生活用品を、必要とする人に有効に活用してもらう、橋渡しの役割をする場として年2回実施。未使用の実用的で格安良品のブースが出店し、多数の来場者でにぎわった。
手作りのお手玉寄贈 退職女性校長会池田町社協に

 県退職女性校長会は5日、お手玉51個とタオル54枚を池田町社会福祉協議会に寄贈した。昔ながらの遊びを高齢者の認知症予防や住民同士の交流などに役立ててもらおうと、会員たちがお手玉を一つひとつ手作りした。
 会は公立学校の校長を経験した女性約130人で組織。社会貢献活動の一環で寄贈を行い、ことしは贈り先を北安曇郡と安曇野市の社協に決めた。タオルは会員たちが新品を持ち寄った。
旅情誘う大糸線カレンダー 利用促進同盟会 来年版採用写真決まる

 大糸線沿線市町村と関係団体でつくる大糸線利用促進輸送強化期成同盟会(会長・牛越徹大町市長)は、来年版「大糸線カレンダー」の掲載写真を発表した。県内外から85点の応募があり、17点を採用。沿線を彩る四季折々の自然美が旅情を誘う。2000部印刷し、12月1日から各市町村で無料配布する。
光る森夜の散策 国営公園 イルミネーション点灯

 国営アルプスあづみの公園を70万球のイルミネーションで彩る「光の森のページェント」が、7日夜から始まった。大町・松川と堀金・穂高の両地区同時開催で、「Heaven and Earth(天と地)」をテーマに、来場者を幻想の世界にいざなっている。
 大町・松川地区は、カラマツの高さを生かした天空の演出が特徴。空中回廊から見下ろす電飾の海原は銀河を思わせる。体験型の仕掛けも多く、子どもたちに好評だ。公園管理センターは「夜の園路を散策しながら、光と音の演出を楽しんでほしい」としている。
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